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たびずきの旅日記

海外小ネタとおいしいもの、ステキな場所

ピンクの壁

 ざっくり25年前まで、ドイツは東と西に分かれていて、

飛び地のように東西で分断されていたベルリンには

簡単に出入りができないように、長いながいベルリンの壁があったことは

教科書に載っているレベルのお話なのでご存知ですよね。

 

 たまたま一週間くらいベルリンに滞在していて

流れてきたSNSのつぶやきをみたら、行ってみたい場所を見つけました。

<中村真人氏 @ masatoberlin のツイート>

 これをみて即検索しました。

こんなに美しい桜が満開になっていると聞いたら。

そしていま自分がベルリンにいるのなら。

件の場所、テルトーまではベルリン中央駅から電車で30分。

行かない理由が見つかりません。

 

 駅からはグーグルマップ先生に教えてもらいましたが

私は場所や国を選ばず、方向を大体間違えるので

一旦は真逆の出口をずんずんと進み…(笑)

途中で違うことに気付き、駅に戻り桜をめざします。

 

 ココの駅は住宅地の中にあるらしく、お家が並んでいます。

ただ、通りや区画のいろんなところに、ポツポツと八重桜。

 

 ゆっくり歩いて15分ほどでしょうか。

 その桜並木が見えてきました。まさに満開の桜が一面に!

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緑の芝生とピンクの桜が延々と続く場所です。

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 ベルリンの壁崩壊後の1994年、テレビ朝日さんが

メインで動かれた桜キャンペーンというのがあったそうです。

 テルトーという街はベルリンの隣町なんですね。

ドイツ国内だけではなく、ベルリンも東と西に分かれていたので

ここにも東西を分断する長い長い壁がありました。

 

 壁が崩壊した後、コンクリートの冷たい壁があった場所には

桜の苗木が植えられました。

 それから22年(ベルリンの壁崩壊は1989年ですが)。

日本から送られた桜の苗木はのべ9000本近くに上り、

ここには約1000本の八重桜が毎年きれいな花を咲かせています。

 

 毎年桜祭りというのが行われているそうで(行った時は終わってた)

地元の方はじめ、多くの皆さんが来られるんだそうですよ。

 鳥のさえずりと子供たちの遊ぶ声があふれる

歴史を象徴する場所にちょうど行けて、本当に良かったなあと思います。

 

<テルトー桜並木> 最寄駅はLichterfelde Süd (S25) 徒歩10~15分

電車は10分に一本くらい出ています。所要時間約30分。

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 地図中左上「リヒターフェルダー・アレー」と書かれたあたりです。

地図にも書いてあるけれど、ベルリンとブランデンブルグここで分かれています